カップルRPG『HAVEN』クリア後レビュー このふたり、イチャイチャするだけじゃないんだぜ

どーも、スルメです。

今回は一部界隈では話題のインディーゲー

HAVEN

をクリアしましたので、レビューを書いていきたいと思います!

 

このゲームはですね。登場人物がたったふたりだけという、異例すぎるRPGです!

初代ドラゴンクエストですら、武器屋とか王様とか、NPCがいたけれども、『HAVEN』に関してはNPCすらおりません。

ひたすら男女ふたりのカップルを操作しながら、未知なる惑星を探索し、イチャイチャ生活を覗き見て、ただでさえ深い絆を深めていくっていう作品になっております。

僕的にはラブコメとか大好きなんでね。戦闘とか探索よりは、ふたりの関係をずっと見ていたい衝動に駆られて、終わらせるのが辛かったのです。

ってなわけで、感想を書いていきたいと思います。

 

ゲーム序盤のネタバレが含まれています!!
いっさい情報を入れたくない方はご注意ください!!

HAVENってどんなゲーム?

ストーリー

今作は、ケイとユウのふたりが、とある惑星で生活しているところから始まります。

なぜふたりが無人惑星で生活しているのか?

そもそもふたりのなれそめは?

といった、ふたりの過去がまったく語られないところからスタートするんですね。

しかしご安心を。ふたりの会話の中で、少しずつ過去のストーリーが明かされていくので、「まったく意味わからん!」ってことにはなりません。

 

一応、開始30分くらいで明らかになるストーリーを書いておくと、

ふたりが元々住んでいた惑星は、完全なディストピアとなっており、ふたりが恋愛できるほどの自由がなかったんですね。

恋愛はAIが決めた相手としかできないし、ケイとユウには勝手にマッチングされた、見知らぬ結婚相手がいました。

でも、ケイとユウは愛し合っているんで、「そんな知らん奴と結婚なんてできるか!」と惑星を脱出。ユウが宇宙船を持っていて、ケイが惑星の座標を手に入れていたんで、見事脱出できたって感じですね。

 

要するに、このゲームのストーリーは逃避行。ちょっとナウい言葉でいうならば、駆け落ちです。

さらには、ふたりを追跡してくる奴らとか、惑星に隠された秘密とか、さまざまな要素が絡み合って、ストーリーが展開していきます。

探索&バトル

僕が抱いた最初の印象は、とにかくシンプル!!

ケイとユウだけにフォーカスしているからか、余計なものが全部排除されています。

魔法もないからMPもない、武器屋や道具屋もない、そもそもNPCがいない!

戦闘はコマンドバトルなんですが、攻撃手段もインパクトとブラストのみ。メタル斬りみたいな、とくぎもありません。

さらには、戦闘中には体力ゲージが表示されないという、「そこまでやるか!」と思うくらいのシンプルさ。

これは好みがわかれるところでしょうね。体力ゲージはなくとも、ブーツの色で「元気・やられ気味・ピンチ」くらいの判別はできますが。

 

探索については、島をめぐりながら、宇宙船ネストのパーツを集めていくって感じかな。

移動は反重力ブーツを使って、スイスイと移動できるので楽ちん。若干癖のある操作ですが、慣れると気持ちよく移動できます。

また、島に蔓延している錆を落としていく要素もあって、島をきれいにするのが気持ちいい!

イチャイチャ

ストーリーから分かる通り、今作はすでに大人の関係になっているふたりが描かれます。

だから、移動中も手をつないでいたりとか、操作せず放っておくとキスしてたりとか、やりたい放題w

ネストの中でもイチャイチャしているし、絆が上がるたびにエロいことをする始末ですよ。

もちろん、コンソールで発売しているんで、バストトップとか明らかなベッドシーンはありません。でも、行為をした後の会話とか、「次はこの体位試してみようぜ!」的な、エロい話は普通にあります。

まぁ、惑星は無人ですしね。ネストに限らず、どこでヤってもいいわけで。

直接的なシーンはないにしろ、下ネタが苦手な方は受け付けないかも。

HAVENの感想

※あくまでも個人の感想です

スルメ的評価

 

7/10

 

今回ゲームパスに入ってたからって理由でプレイしたんだけど、想像以上に面白かったです。

ふたりの会話が面白いんで、探索していても飽きることはありません。

そして終わらせるのが辛い、ふたりと離れるのが辛くなるような、ちょっと切ない作品でした!

 

以下、詳しい感想

とにかくケイとユウを見ていたい

やっぱこれに尽きますわ。

このゲームの主人公はケイとユウのふたりであって、このふたりの関係をひたすら描いて言った作品でした。

そのためには体力ゲージはおろか、ほかのすべてをそぎ落としてもいい!!

日本のアニメとかゲームだと、ボーイミーツガールをやりがちなんですよ。少年が主人公で、冒険の途中に女の子と出会って、カップルになる的な。

それを踏まえると、ゲーム開始時点からすでに成熟しているふたりを描くって、かなり新鮮なゲームだったと思いますね。

しかも、平気で大人の会話をしますし、恥ずかし気はほとんどないところも、海外の恋愛映画っぽいなと。選択肢が複雑化せず、どちらかといえば客観的にふたりを眺めてるって演出もよかったかな。

 

キャラデザに関しても、アニメ好きが多いイメージのあるフランスらしく、日本アニメっぽさがあります。

ただ、アニメ特有のあざとさがなく、サバサバしているのもポイント高い。立ち絵で会話していくのも、日本のアドベンチャーゲームっぽくて、親しみやすいですね。

基本字幕なんだけど、GTAシリーズみたいに、細かい字幕じゃないんで、そこまで没入感は薄れないかと。

ただ、立ち絵はかわいいんだけど、プレイしているときのCGは微妙すぎる。たとえば、『ライザのアトリエ』とかって立ち絵もイラストも、CGも可愛いじゃないですか。でも、このゲームはCGになると可愛くないんですよw

フィールドも含めて、アニメ調のグラフィックは良いんですが、キャラが可愛くないとな~

シンプルながら戦略性のあるバトル

先ほども書いたように、今作の戦闘はかなりシンプル。コマンドも4択しかないですし、アイテムもそこまで多くありません。

今作の戦闘で特筆すべきは、

協力してる感

であると思います。

 

パーティメンバーはふたりだけですが、リアルタイムでバトルが進むため、同時にコマンドを選択することができます。

つまり、

・ケイで敵の弱点を突く攻撃をし、ユウがフィニッシュを決める

・ケイで体力の低いユウをカバーし、そのあいだにユウが回復をする

・ふたりで協力して大技を決める

などなど、シチュエーションにあわせて、ふたりを同時操作できるわけです。

ふたりで同じ敵を協力しても良いし、分担しても良い。アタッカーとヒーラーで分担することも可能。

これで何個も技があったりすると、操作する方も大変ですが、シンプルな作りになっているので、比較的楽に分担させることができます。

 

もちろん、このゲームは戦闘がメインじゃないし、これ以上に戦闘が楽しいRPGは山ほどあるんですよ。

でも、限られた選択肢とシンプルなUIで、ここまで面白い戦闘ができるのはめずらしいんじゃないかな。

残念だった点

これは仕方のないことですが、やっぱり吹き替えが欲しかった!

フランスのゲームだけど、全部英語音声です。たしかに、英語だからこそ、ふたりのキャラクターが活きているともいえますが、吹き替えの選択肢も欲しかったところ。

僕の頭の中ではケイは内田雄馬さんで、ユウはボーイッシュな感じの戸松遥さんかな。

 

あと、体力回復の手段が乏しかったこと。

中盤以降は体力を気にすることなくプレイできるんですが、序盤はなにを使って、どこで体力を回復すればいいかもわからんかったからね。

基本的には簡単なゲームなので、全滅することはないとは思うけども。

 

ほかにはショートカットするのが意外にめんどくさかったりとか、マップが見にくかったりとか、そんくらいですかね。

基本的には不満点少ないし、プレイ時間も10時間以内とちょうどいいんで、サクッとプレイするのには最適でした。

最後に

何度も書きましたが、かなり人を選ぶゲームだとは思います。

僕の好みにガツッと入ってくる作品だったんで、アドベンチャーゲーム好きな人ととか、恋愛系のストーリーが好きな人には楽しめるんじゃないですかね。

でも、これでこそインディーゲーム!!って感じなんだよね。

万人にウケるゲームよりは、一部の人を熱狂させるようなゲームこそが、インディーゲーの醍醐味だと思うんで。

 

そんなわけで、以上!!!